Justy Nasty

皆様こんにちは!

2018年・新緑の候に、僕は再びブログなるものを始めました。
英語なら「restart」とでも言うのでしょうか。

英語のこの「re」には、「再び」の意味があるようで、音楽の世界でも「remastering」や「replay」とかの単語を目にします。

そして、今どきツール「ツイッター」の機能「リツイート(retweet)」。
先日、僕はある方のツイートをリツイートしました。

その方は「大石尚徳」さん。

80年代~90年代に活躍した、所謂「ビジュアル系」の先駆けとも言えそうなバンド「Justy Nasty」のドラマーの方です。

バンドは95年に解散しますが、2015年に結成メンバーで復活!そして新たに録音・リリースされたセルフカバーアルバムが、昨年「ロック売れ筋ランキング2位」を獲得したのです!

最結成からのこの流れ、素敵なドラマだと思います(ドラマーとかけた訳ではありません!笑)。

Twitterリンク:

僕が高校生ぐらいのときに精力的な活動を展開していた「Justy Nasty」。

メイクを施し髪の毛を立て、ビジュアルはアバンギャルドかつパンキッシュ。そしてサウンドはニューウェーブ寄りの、メロディアスで疾走感あるロックスタイル。

ボーカルの藤崎賢一さんの艶やかなキャラクター、佇まいに「BOØWY(ボウイ)初期~中期の氷室京介さん」の面影を重ねていた方もいらっしゃると思います。

Justy Nasty ボーカルの藤崎 賢一さん

Justy Nasty ボーカルの藤崎賢一さん
音楽月刊誌「ARENA 37℃」1990年8月号より抜粋

1990年5月30日リリースの、ジャスティナスティ・セカンドフルアルバム「Justy Nasty」。リアルタイムではなく、高校を卒業してからかなり聴きました。

「ジャパニーズロック通」を気取っていた僕ですが、当時はバンドブーム真っ只中、メディアレベルに台頭してくるバンドも百花繚乱。

実はこのバンド(Justy Nasty)に関しては、それまでは雑誌で記事を見かけた程度でした。

「それまでは」とはいつまでか??(笑)。

それは文化祭です!

Justy Nastyをカッコよくコピる同級生を見たのです(^^)。

普段から軽音楽部に所属して…とかではない(そのスタンスがまたカッコいい)、ちょっとヤンキー風の同級生。

僕の持論ですが、

ヤンキーと言われる人たちは、
特にカッコいいもの、オシャレなものを嗅ぎ分ける嗅覚」がとても優れている人種だと思うのです。

「ジャスティナスティを白の綿シャツ着て文化祭でコピればカッケーじゃん!」と思い立ち、それを実際に行動に移せた彼ら。

本物のジャスティナスティ同様、彼らもまたスタイリッシュでカッコよかったです(^^)。

そしてエピソード話をひとつ。

文化祭・予行の時期に、そのヤンキー風ボーカルの子と、僕ははじめて話をしました。

「ねぇ、バンドやってるんだよね?楽器は?」

(「ねぇ」、か…意外な話し方するなコイツ…)と思いながら小さな声で、

「キーボード…」

と答えた僕に彼は

「男でキーボードて…カッコいいね!」と、

ニッコリ笑いかけてくれたのでした(^^)。

当時の人気少女漫画家「紡木たく」さんの作品「机をステージに(別冊マーガレットに85年8月~11月まで連載)」のシーンカット。
前述の同級生とこの漫画の少年が、僕の中で重なるのです。

コメント

  1. はるなな より:

    カッコよくコピる同級生。いいですね

    私の周りはブルーハーツのコピバンが多かったかな?

    先輩が卒業前の学校のステージでup-beatのTimeBombとnervous演ってくれたのを思い出しました!
    懐かしいなぁ✨✨✨

    • Takafumi Nishioka より:

      コメントありがとうございます!僕の高校にもアップビートをコピる先輩たち、いましたよ!僕は当時担当楽器はキーボード。アップビートも曲によってはキーボード、要るじゃないですか?(本物にもサポートキーボードの方いらっしゃいましたよね)先輩バンドのキーボードは「あたしピアノ習ってます。頼まれたんで手伝ってます」的な女子で、多分上手いはずなのに思い入れない感じというか(笑)、練習してない感じ、テキトーな感じが伝わってきて「絶対僕の方が適役なのに〜!」と、体育館でライブ観ながら歯痒い思いだったのを今でも覚えてますね(笑)